5/31は火星が再接近する日です。南東の空をチェックしてみましょう。
簡単な説明をしますと…。
火星は約780日(2年2カ月)の周期で地球と接近(会合)をします。
高校の地学では、惑星の公転軌道は楕円形で、その焦点の一つに太陽が位置すると習います。地球の公転軌道は円に近い形なのに対して、火星の軌道はより楕円形です。2年2カ月ごとの会合する位置によって、接近するといっても地球と火星との距離が異なる(だいたい1億kmから6000万kmぐらい)のです。
ちなみに近年では、
2014年4月14日は9239万km
2016年5月31日は7528万km
2018年7月31日は5759万km
2020年10月6日は6207万km
となります。