中学生のために

１年生の最初の学習内容は、数学にしても英語にしてもやさしいものです。テストで９０点以上を取ることは難しいことではありません。最初が肝心です。はじめのテストで良い点を取ることで自信を持ち、学習意欲を高めていくことが大切です。また、理科や社会は勉強の方法が解らず、失敗してしまう人もいます。「暗記科目」はタダ暗記する勉強ではなく、内容の理解と「問題の聞かれ方」を練習することが必要です。また学校の理科実験レポートに関しては、考察の書き方などを指導します。また実際に実験を行ったりすることもあります。

２年生は学校生活にも慣れ、受験の学年でもないため、ともすれば「現状で流されていってしまう」学年です。しかしながら、入試での出題範囲の基礎となる内容を学習する学年であり、この内容を理解しないまま３年生になっても突然できるようにはなりません。特に、数学と英語は積み重ねの学問ですから、普段の授業内容の理解をすると共に、理解が充分でない範囲（１年生の内容等）も学習していきたいものです。

３年生の学習範囲がそのまま入試の範囲であるといっても過言ではありません。普段の授業内容をマスターすることがもっとも大切なことです。加えて理科や社会は１・２年の学習範囲からの出題もあること、数学・英語・国語は、応用問題や総合的な問題を解く力を身につけるための、いわゆる「受験勉強」をバランスよく学習していかなければなりません。普段の授業の理解と受験勉強の両立をできる人が第一希望校への合格を掴むことができるのです。

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