10月8日（水）は「皆既月食」です。月食は、満月の際に太陽・地球・月が一直線に並んで発生する現象です。太陽の光を地球が完全に遮っている部分「本影」を月が通過するときは皆既月食、部分的に遮られている部分「半影」を通過する際は部分月食と呼ばれます。皆既月食のときの月は完全に暗くならず「赤銅(しゃくどう)色」に輝いてみえるのが特徴です。是非、夜空を眺めてみてください。
国立天文台によると、以下の時間帯で皆既月食の様子が見られるとのことです。
部分食の始め:午後6時14.5分
皆既食の始め:午後7時24.6分
食の最大:午後7時54.6分
皆既食の終わり:午後8時24.5分
部分食の終わり:午後9時34.7分
皆既月食のときは、月明かりの影響でほとんど見えていなかった暗い星が見えるのが面白いところです。
今回は月の右側、およそ月の直径の2倍ほど離れた位置に「天王星」がみえるはずです。
ガリレオでは、中高生の定期テスト期間のため、授業を中止しての観測会は行いませんが、晴天の場合は天体望遠鏡を教室の前に設置し、自由にご覧いただけるようにする予定です。
